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湖州暴動は「人頭税」ならぬ「ミシン税」という暴挙へ民衆の怒り爆発。
ネット情報と写真を当局はつぎつぎと削除しても、争乱は収まらない。


10月26日から浙江省湖州での争乱は四日目に入った。
騒擾の原因は、児童服装の輸出基地である紡績業者に
税務当局が「ミシン税」をかけて、あくどく搾り取ろうとしたこと。
人民元高で輸出が伸び悩む状況下、
輸出業者支援ならともかく増税措置は
「おまえら、つぶれろ」と
中小零細企業に傲慢に言っているようなものである。

さて湖州のロケーションは杭州の北側。
ここは杭州経済圏、もっと拡大して言うと上海メガロポリス圏にはいる。
湖州の名前のとおり、湖と運河に恵まれ、
流通に適し、産業はふるくから発展した町である。

昨日まで好景気に沸いたところで、
西となりの安徽省からの出稼ぎが多い。
広州(広東省)の労働者は
湖南省、広西省チワン族自治区からが多いように、
地理的条件から上海方面は安徽省、江西省からの出稼ぎが目立つ。
かれらは戸籍、社会保険その他で差別されており、
不満は蓄積されてきた。

すでに前号までに報じたように
上海では不動産価格の大幅な下落がはじまった。
タクシーは初乗りが14元に値上げされたのでガラガラだった。
 
先週、杭州でも二泊したが、
好況と不況が交錯してバランスを失いかけていた。
杭州市内のマンション価格は上海とならび、庶民は手が出ない。


▲杭州の不動産価格も高騰の限界だった

杭州南の新開地は地下鉄でつなぐ工事をしているが、
ITのメッカとなった工業団地は「アリババ」本社などがあって、
活気が残っていたものの、
反対側の豪華マンション群は住んでいる人が殆どいない。
蛇足だが、杭州市の人口は870万。
不法移民(戸籍のない出稼ぎ)が200万、
すでに1000万人をこえる大都市である。

新開地にたちならぶ豪華マンション群は幽霊屋敷。
ここに投資していたのは
温州の投棄グループであることは歴然としており、
地元のひとに聞くと「あの人たちは住む気持ちなどないんです。
ひたすら値上げを待っているだけ。
地元経済にとっても長い目では迷惑」と言う。

ついでに上海のことに触れると下町の開発が遅れて、
古い家屋が残る地区(たとえば豫園周辺)には
嘗ての「長屋」風の古い民家がかなり残る。
この下町めがけて戸籍を移す動きが加速している。
狭い住居に三世帯の同居があったり(戸籍上)、
首をかしげる現象だが、「開発」による立ち退きへの条件闘争という。
 
つまり所帯人数が多ければ、いずれ開発で立ち退きとなれば、
広いマンションに移れるという思惑で、つぎつぎと違法な戸籍移転。
反対に当局は「下町開発」を遅延させるという対抗措置にでていた。


http://melma.com/backnumber_45206_5324785/


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