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HOME   »   情報:米国  »  古森義久ワシントン報告「アメリカの中国研究」第3回
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ポール・ジアラ氏といえば、
日米防衛問題にかかわる関係者の間ではかなり知られた人物である。
1990年代の前半には4年ほど国防総省の日本部長を務めた。
当時の私も日米安保関連の取材ではよくジアラ氏に接触した。
彼はアメリカ海軍のパイロット出身で
海軍大学での海軍戦略研究にもたずさわった。

ところが日米防衛問題のそんな専門家が
最近は中国の海軍の研究に取り組んでいると聞いた。
意見を尋ねにいった。
そもそも日本の専門家がなぜ中国の海軍の研究なのか。

『中国海軍というのは、いまやまさに日米防衛問題なのです。
中国海軍の台頭と拡大は日米同盟への挑戦だからです。
中国海軍はいま西太平洋や東アジアの全海域での
アメリカ海軍の年来の制海権にチャレンジしているのです』

ジアラ氏の説明は簡単だった。
つまり中国の海軍は日米同盟に大きな影響を与えるところまで
増強されてきたというのである。
だから日本の防衛の専門家までが
中国の海軍の研究に回るようになったというわけだ。
象徴的な動きだといえる。


http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/2316357/



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