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ベトナムがインドと組んで、南シナ海の自国領土を守る選択をした。
そして、インド洋を取り囲むように中国海軍基地建設で危機感があり、
それへの対抗処置が必要になり、
インドもベトナムとの同盟を志向し始めた。

ベトナムのミン外相は、16日、
ベトナムの首都ハノイを訪れているインドのクリシュナ外相と会談し、
両国が国防や安全保障の分野で
戦略的パートナーシップを強化していくことで一致した。
まず、ベトナム沖の南シナ海の海底の油田開発を合同で行うという。

この方針に基づき、インドの石油・天然ガス公社(ONGC)が
南シナ海の2カ所で、ガス油田を開発するが、
中国側は正式に反対の意向を示したが、
同公社はベトナムの許可を得たとして、計画を進めるようだ。

中国は、国際海洋条約を支持するが、
南シナ海については「周辺国が曲解している。
中国が歴史的に主権を保持しつづけてきた事実を無視している。」と、
自国に権利があると主張している。
中国は、清帝国の最大時領土と清の属国地域は
すべて中国の領土というのだ。
これを他国は、受け入れがたい。

もう1つが、中国は、中東・アフリカへのシーレーン防衛であり、
中国海軍が全地域・航路を統制するという。
中国を突き動かしているのは、
民衆の生活レベルの持続的改善を支えていくのに必要な、
エネルギー資源、金属、戦略的鉱物資源を確保し、
それを中国へ持ってくるルートの防衛である。

中国の影響圏の拡大は、他国との摩擦を起こすが、
それを乗り越えて海軍力を引き上げるようである。

中国への反発する国々の中、インドは反中国陣営の中心になってきた。
これに対して中国は、
急速にパキスタンに接近し、軍備を援助している。
インドとパキスタンの関係はよくなっていたが、
つい最近、カシミールで両軍が衝突して死者が出ている。

米国は、オフシェア・バランシングの政策で、
西半球地域を押さえて、東半球を放棄する方向である。
この東半球の覇権を
インドと中国が取り合いになる構図が見え始めている。

どこからどこまでは、西半球かというと、
太平洋から米国本土経て欧州地域までである。
日本とフィリピンは東半球と西半球の境にいる。
アフリカも東半球と西半球の境にいる。
この範囲を米海軍が統制し、東半球からは撤退する方向である。

この東半球の大国がロシア、インド、中国であり、
ロシアとインドが手を組み、中国に対応する。
中国は中央アジア・アフリカに進出して、そこを中国の影響圏とした。
中国との摩擦は、米国との間の境とインドとの間の境で起こっている。

中国はイラン、シリアなどを取り、
リビアにも大量の援助をして石油利権を確保したが、
それを欧米連合が取り返した。
インドとの境では、中国はインド包囲網を完成させようとしていた。
これに対して、インドは、
現在、中国包囲網の形成をしているように感じる。
ロシア、インド、ベトナム、中央アジア諸国などと、
日本、韓国などの親米国群である。

インドは、バングラデシュと
「飛び地」の交換によって国境線を画定させ、
自国周辺での中国の影響圏を縮小させ、
インド同盟国を増やし始めている。
インドの武器は民主主義と
政権を担当している国民会議派の総裁ソニア・ガンジー氏である。
このソニア・ガンジー氏は欧米首脳との関係が良好である。

「日本とインドは民主主義、法の支配、
市場経済といった普遍的価値を共有している。
アジアの二大民主主義国家として、関係を強化していく決意だ」と
野田首相が述べ、インドとの関係強化に意欲を示したように
日本も中国よりインドとの関係強化をしていくことになる。

また、日本はフィリピンとの
海洋の安全保障に関する実務者協議を定期的に開くことで合意した。
フィリピンのアキノ大統領は、「日本が輸入する石油の多くは、
南シナ海を通り、航行の自由は日本にも重要だ」といい、
しかし、中国と領有権を争う南シナ海の問題について
「我々は中国に勝ち目はない」が、
「日本の役割に期待する」との期待感を表明した。

このように、中国・インドが東半球を
米国が西半球をそれぞれ統制する方向になるようである。
もう、米国は世界の警察を勤めないし、その軍事費を捻出できない。

このような中国とインドの対立状態で、
日本はどうするかを問われている。
まず、中東からのシーレーンを
安全に航行できない事態を想定する必要になってきている。
南シナ海、インド洋の安全な航行が保証されない事態が想定される。

エネルギーを中東に90%も依存している現状は、
非常に危険な状態で、西半球からのエネルギー調達をする必要がある。
このため、米国からの液化天然ガス(LNG)、
年200万~300万トン輸入が
2015年にも始まる見通しとなった。
豪州からもLNGを輸入するなど、
西半球のエネルギーに転換する必要が出て、
エネルギー問題を安全保障の観点で考えることである。

中国との境界線での摩擦を他地域で起こしているので、
それに日本も関与して、中国の横暴な要求を共同で抑制するしかない。
一度、中国の横暴を認めると、拡大してくる。
中国軍部の挑戦的な行動がそれを暗示している。

しかし、中国との戦争はしないことである。
徐々に経済的な関係で戦争抑止はしないと、
日本は前面にいるので、被害が大きくなる。
このため、中国とも関係を強化する必要がある。
難しい状態になったようだ。


http://archive.mag2.com/0000018239/20110917135949000.html


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