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アメリカの衰退が言われて久しい。
財政状況もひどいし、実際に住んでみればインフラもとんでもない。
しかし、私はアメリカは簡単に衰退しないと思う。
それは「知のインフラ」が他国を圧倒するからだ。

簡単に言えば、アメリカは「知のデベロッパー」になっている。
そう「場貸し」業を営んでいるのだ。
世界の叡智を集めて、
自国のために働いてもらう仕組みをうまく作り上げている。
それが高等教育であり、シンクタンクであろう。

昨夏、一年ぶりにシンガポールでリークワンユー顧問相
(当時:今は前顧問相)にお会いする機会を得た。
私は二つだけ質問した。
「なぜ日本は20年に渡る経済停滞から抜け出せないと思うか?」
「欧米も中国もこれから深刻な課題山積だか、危ないのではないか?」

氏の答えは、
「日本人は皆きわめて優秀であり、問題も答えもわかっているはずだ。
しかし、実行する人がいない」
「欧米や中国の問題は深刻だ。社会不安になりかねない。
しかし、私は乗り越えられると思う。
なぜなら指導者教育をしっかり行っているから」と簡潔であった。

氏の分析を借りれば、指導者を生み出す仕組みがあるか否かに、
組織の命運はかかっているということだろう。
これは国家でも企業でも昔から当たり前のことだ。
しかし、その重みは近年、まずます大きく増している。

世界は史上最も連携している。
一地域での変化があらゆるルートで、
増幅される形で違う地域に広がっていく。
世界は常に激動しているが、
激動のスピードとマグニチュードがけた違いに増加している。
こんな中、組織をかじ取りする指導者の役割は
過去にもまして重要となっていく。

指導者教育は、広い意味で永遠に続くと言えるが、
その開始は若い方が望ましいだろう。
各国の教育機関が若いうちからの指導者を強化に動くが、
その市場を今や独占しようとしているのがアメリカではないか。
それは、英語、資金力、多様性、そしてブランド、
全てで抜きんでているからだ。


私が今在籍しているエールやハーバードには、
中国の次期国家主席、現欧州各国首脳、中東産油国を初め、
南米からアフリカまで世界中の有力者の子弟が留学している。
世界で最も影響力あるネットワーキングの場として有名なのがダボス会議。
しかし、今の時代、もう18歳でダボス会議は始まっているのだ。
(識者によれば、それ以前の高名なボーディング・スクールで
既に人脈形成は始まっているとのこと)

昨年、灘高をトップで卒業しながら、
東大ではなくエール大進学を選択した古賀健太氏は
「一億二千万人のトップより
65億人のトップが集まる環境の方が楽しそう」とその選択の理由を上げた。

まさに60倍の多様性なのだ。
アメリカの名門校学生が東大生の60倍賢いかと言われればそうではない。
日本の学生の優秀さはひけをとらない。
実際、理科系は顕著で、数学、物理、
生物学等の高校生五輪では今でも日本が受賞を独占している。

大学入学後の環境が違う。
よって才能の伸び方に大きな差が出る。
研究環境、多様性、資金力、大学を通じての世界への発信力、
これらがケタ違いなのだ。

大学基金の額も60倍程度ある。
日本でトップの東大の基金の額は250億円。
これに奨学寄付金の200億円を足して450億円。
アメリカのハーバードやエールは2-3兆円の規模である。
運用実績に至ってはハーバードは過去20年の平均リターンは
年率で11・9%を叩き出している。
リーマンショックによる損失を含んでこの数字である。


この差は研究や人材獲得にかけるコストに如実に表れる。
アメリカの名門校の学費は高いと指摘されるが、
実は名門校の学部生は何らかの形でほぼ全員が奨学金をもらっている。
私が知る、アフリカの難民キャンプから
夢をつかむためにエール大に入学した学生には
全額免除で毎年二回の里帰り費用は大学が負担している。
また長い夏休みの活動資金もほぼ大学が提供している。
一番勉強しなければいけない時期の学生に
居酒屋やコンビニでバイトをさせている大学とは違うのだ。

教授も多様だ。
ハーバードでは、
ラリーサマーズ元米財務長官から学部生が経済学を学べる。
エールではメキシコ大統領から国際関係論が学べる。
ビジネススクールやロースクールも教壇に立つのは殆どが実務家だ。
彼らを引っ張ってくる資金力がすごい。

ハーバードやエールには大小合わせて80超える図書館がある。
これも60倍とはいわないが、日本の大学とは大きな差があるのではないか。
名門校は全寮制が多いが、
勉強をサポートする大学院生や若手の教授が寮に必ず配置されている。

ハーバード大学二年生の小林亮介君は
「好きなだけ勉強できる、勉強を教えてもらえる空間が好き」と
うれしそうだ。


http://gendai.ismedia.jp/articles/-/14582


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