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<原発停止、代替火力需要を賄う>

「シェールガス」と呼ばれる新型の天然ガスが
世界のエネルギー需給を一変させている。
頁岩(けつがん)と呼ばれる堆積岩の中にあり
取り出すことが難しいとされていたが、採掘方法が米国で確立され、
利用可能な天然ガス埋蔵量が飛躍的に増加した。
原発の稼働停止で液化天然ガス(LNG)輸入が急増する日本も
量的、価格的に恩恵を受けている。
さらに現在は行われていない米国からの直接輸入が実現すれば、
エネルギー安全保障のうえでも大きなメリットとなる。

日本が2011年に輸入したLNGは7853万トン。
原発が再稼働できないため、火力発電用の燃料として需要が急増し、
輸入量は10年に比べて12・1%、850万トンあまり増加した。
これだけの需要増にもかかわらず、
日本が安定的にLNGを調達できた背景にはシェールガスの開発があった。

11年の輸入増加分のうち、約半分はカタール産。
世界最大のLNG輸出国であるカタールは、
米国向け輸出を想定し液化設備を増強したが、
シェールガスの生産が増えた米国向けのLNG輸出は
期待通りには拡大していない。

石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の
伊原賢上席研究員が「シェールガスがなかったら、
日本は調達に苦しんだはず」と指摘するように、
シェールガスの影響でカタールはLNGを日本に回す余裕が生じた。

 
<電力危機を救う>

シェールガスは価格を引き下げる効果もあった。

電力各社がLNG火力への依存度を強めている影響もあって、
日本向けLNGのスポット(随時契約)価格は
世界でもっとも高いとされる。
天然ガス売買の単位である、
100万BTU(英国熱量単位)当たりの価格は
昨秋には18ドル前後まで高騰、
シェールガスで国内のガスがだぶつく米国に比べ、
価格差は一時約6倍に開いた。
それでもエネルギー業界の関係者は
「シェールガスがなかったら、
価格はもっと上がっていた」と口をそろえる。

さらに日本のLNG需給を一変させる計画も進む。
米国ではメキシコ湾岸にあるLNG受け入れ基地を輸出向けに転換し、
シェールガスを輸出する計画が前進。
カナダでも太平洋岸にLNGプロジェクトが浮上している。

米国はエネルギー安全保障の観点から
自国産エネルギーの輸出を原則として禁じてきた。
だが、米LNG事業者チェニエイルが
韓国ガス公社などとLNGの長期契約を締結するなど、
シェールガスは米国のエネルギー政策も変えつつある。

今後、日本が有力な輸出先になることは間違いない。
カナダのブリティッシュコロンビア州コルドバ堆積盆地の
シェールガスプロジェクトで権益を持つ三菱商事は、
コルドバのガスをLNGにして日本に輸出することを検討している。


<中東依存脱却へ>

核開発問題を抱えるイランが、経済制裁の強化を受けて
原油供給の大動脈であるホルムズ海峡封鎖の可能性に言及し、
原油の8割以上を中東に依存する日本のエネルギー安全保障の
脆弱さが改めて浮き彫りになった。
LNGについても2割超を
カタールやアラブ首長国連邦(UAE)に依存。
中部電力のようにカタールのウエートが
7割まで増加しているところもある。
政治的、経済的に結びつきが深い北米からLNGを調達できれば、
エネルギー安全保障上、大きな意味を持つ。

調達先を多様化できれば、
買い手である日本にも選択の余地が広がり、
価格の引き下げも期待できる。
「足りないから、高くても買うしかない」。
LNGについてエネルギー業界からは今、こんな諦めの声が漏れるが、
シェールガスはこうした現状を変えてくれるかもしれない。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120210-00000090-san-bus_all


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