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アーク・ロイヤル


この件、日本にとっても
いろいろと教訓が多いと思います。


 『フォークランド出身男性にアルゼンチンの「国民身分証」』

  アルゼンチン政府が今月、
  同国沖の大西洋に浮かぶ英領フォークランド諸島出身の男性に対し、
  アルゼンチンの「国民身分証」を付与した。
  
  フォークランド諸島は、同国政府が領有権を主張して
  1982年に英国と戦火を交えた場所で、
  同諸島出身者に身分証を発行したのは紛争後初めて。
  
  同諸島がアルゼンチン領であると主張したに等しく、
  今後、英国との領有権争いが再燃する可能性もある。

  http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/america/513286/


1982年にフォークランド諸島を巡って
英国とアルゼンチンの間で戦闘がありました。

「フォークランド紛争」と呼ばれてますが
実態は紛争レベルではなく「戦争」そのもので
特に英国は空母2隻を中心とする強力な艦隊を送り込み、
一旦はアルゼンチンに占領された同諸島を奪回しました。

 *フォークランド紛争 - Wikipedia

戦争は、当時のサッチャー首相の強力な指導力のもと、
鉄の意志で作戦を遂行した英国が勝利し、
敗北したアルゼンチンは
以降は同諸島の領有権争いに関して
消極的な姿勢を取ってきました。


で、30年の時を経て
アルゼンチンが再び外交攻勢をかけ始めました。
この変化は何か?

実は、2010年より
英国は財政難の解消のために海軍力を大幅に削減し始めました。

特に2隻の空母のうち
2014年に退役予定だった「アーク・ロイヤル」は
直ちに退役となり、
残りの「イラストリアス」も
肝心の艦載機であるハリアーIIが運用終了となってしまい、
ただのヘリ空母として使用されています。

この大幅な海軍力の低下を見て
アルゼンチンがフォークランド諸島の領有権を再び主張し始めたわけです。

機を見るに敏、とでも言うべきか。
軍事力の低下は他の利害関係国にとっては
かっこうのカモとなるわけです。

尖閣諸島で中国と対峙する日本にとっては他人事ではありませんね。



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